2010年7月
7月 30日 日経産業新聞
任天堂、9期ぶり赤字
任天堂の収益力の低下が鮮明になってきた。29日に発表した2010年4〜6月期の連結決算は、最終損益が252億円の赤字(前年同期は423億円の黒字)だった。新型への移行期に入った携帯型ゲーム機の販売が低迷した上、大幅な円高に伴って海外での収益が目減りした。外貨建てで保有する現預金や売掛金の為替差損が膨らんだことも響いた。
任天堂が四半期ベースで最終赤字を計上するのは08年1〜3月期以来、9四半期ぶり。高機能携帯電話(スマートフォン)を通じたゲームの利用が広がるなど競争は厳しさを増しており、業績回復に時間がかかる可能性もある。
7月 29日 日本経済新聞
ゲーム大手、アジアに展開
国内のゲーム大手が、パソコンなどのオンラインゲームでアジア市場に本格参入する。セガは韓国通信大手と提携し中国、韓国などでスポーツゲームを配信、ガンホー・オンライン・エンターテインメントは中国で冒険ゲームを展開する。アジアではパッケージ型ゲームソフトの不正コピーが横行しているが、サーバーを通じたオンライン配信では不正利用を防げると判断、ネット利用が急拡大するアジア市場を開拓する。
7月 28日 日経流通新聞
複合カフェ協会 顧客情報管理を支援
日本複合カフェ協会はインターネットカフェ運営のコンプライアンス体制づくりを支援する。顧客情報や店内を管理するためのシステム導入を助けるほか、入店客の本人確認を求める法令への対処法を指南する。犯罪の温床となる余地をなくしイメージを向上させることで、業界全体の中長期的な成長につなげる。
7月 22日 日経産業新聞
「Xbox360」新製品299.99ドル 米MS
米マイクロソフトは20日、身ぶり手ぶりで画面を操作する技術「キネクト」を採用した家庭用ゲーム機「Xbox360」新モデルの価格をセンサー込みで299.99ドルとすると発表した。キネクト込みの新機種は11月に北米で発売するほか、年内に日本でも発売する予定。キネクトは新モデルの「360」で使いやすいように設計したほか、現行モデルの「360」でも接続できる。キネクトセンサーを別売りで購入する場合の価格は149.99ドル。「360」の新モデル本体だけ購入する場合の価格は記憶容量4ギガバイトのハードディスク装置を内蔵した機種で199.99ドル。360の新モデルは北米で8月3日に発売する。
7月 6日 日経産業新聞
1〜6月ゲーム市場 国内家庭用4.3%増
ゲーム専門誌発行のエンターブレインは2010年1〜6月の国内家庭用ゲーム市場の動向をまとめた。ゲーム機とソフトを合わせた市場規模は前年同期比4.3%増の2283億円と3年ぶりの増加となった。任天堂の「スーパーマリオ」シリーズを中心に大型タイトルが多かったことなどが市場をけん引した。
ゲーム機は各社で価格の引き下げがあった影響などで同5.1%減の875億円だった。販売台数は任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」が139万台でトップ。プレイステーション・ポータブル(PSP、124万台)、Wii(93万台)が続いた。
ソフトは昨年なかった100万本以上のタイトルが4本に増え、同11.1%増の1408億円と2ケタ増となった。
タイトル別では任天堂の「New スーパーマリオブラザーズ Wii」が140万本を販売し首位。スクウェア・エニックスも「ドラゴンクエスト」シリーズで100万本以上のタイトルを2本出すなど、大型タイトルが目立った。
7月 2日 日本経済新聞
中古ゲーム機値下がり「DSi」1万円切る
家庭用ゲーム機の値下がりが進んでいる。任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSi」が新品・中古とも値下がりし、中古は1台1万円を切った。ワールドカップが盛り上がっていることで、サッカーのゲームソフトの売れ行きも好調だ。
任天堂が6月19日に「DSi」の希望小売価格を3900円下げ、15000円としたため、中古品も連動して値下がりした。都内の販売店で中古は1台9950円。新品より約5000円安いケースもある。割安感から売れ行きも好調だ。ブックオフコーポレーションは6月の中古ゲーム機・ソフトの販売額が前年同月比1〜2割増えた。調査会社のメディアクリエイトの細川敦社長は「今年は新作の発売が少ないため、中古ソフトの販売本数はさらに伸びそう」と指摘する。