事業計画・報告 事業報告

平成15年度事業報告(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)

I.事業報告

 昨年はゲーム専門店を中心として市場復興計画である『ルネッサンス55』(2005年にゲーム専門店の販売シェアを50%にする計画)の1期目であった。この『ルネッサンス55』を実現するために組合では様々な活動を行なった。
 まず、前年度に引き続き活動の中心となったのは、大阪で行なわれたユーザー参加型の試遊イベント「Games Japan Festa 2004」であった。
 2回目を迎えたイベントは、主力メーカー中心に参加メーカーも増え、前回を上回る1万人弱の入場者数を達成し、大阪の秋のイベントとしての存在意義がはっきりと示され、確実に定着してきた。また、店頭販促を連動させることによって、メーカーと販売店とが一体となって需要拡大を行うことの重要性が再認識された。
 また、夏にはTVゲーム誕生20周年記念の店舗キャンペーンを開催し、「ゲームの思い出」を全国のユーザーより応募し、千点余りの作品が集まった。
 ゲーム専門店が主体的且つ中心となってこのようなプロモーション活動を継続していくことによって、ゲーム専門店の地位向上、ひいてはゲーム業界の活性化を促すことになると確信している。
 一方、ゲームの流通に関する新しい枠組みの検討については、全国中小企業団体中央会の調査研究事業として、8月から2月まで調査研究会で検討を重ね、いくつかの具体案を提案するに至った。今後はこれをいかにして実施していくかが重要な課題となる。
 総体としては、『ルネッサンス55』に向けて基盤整備の一年であったと言える。

II.具体的活動

1.第2回「Games Japan Festa 2003」

 2002年秋に開催した「Games Japan Festa 2002」に引き続き、昨年度も年末年始に発売される新作ソフトをゲームユーザーに試遊してもらう体験イベントを大阪にて開催した。今回より入場は無料となった。
 主力メーカーを中心にして出展小間数が増え、昨年より充実した展示内容になった。また、出展ソフトと連動した加盟店での店頭販促活動(オムニバスDVD/店頭展示POP)を行った。※詳細は別紙報告書を参照。


開催日時: 平成15年11月15日(土) 10:00〜18:00
平成15年11月16日(日) 10:00〜17:00
開催場所: マイドームおおさか 1階Aホール
後  援: 経済産業省
社団法人 コンピュータエンターテインメント協会
出展者数: 30社
ソフトブース 72小間
ステージ 6社(6枠)
販売ブース 5社(5小間)
試遊台数: 144台(106タイトル)
入場料 : 無料
来場者数:
2003入場者数 2002入場者数
11月15日(土) 4,177人 3,095人
11月16日(日) 5,085人 3,381人
合 計 9,262人 6,476人

<Festa実行委員会メンバー> ※会社名・役職は2003年当時
  氏名 会社名※ 組合役職
委員長 新谷 雄二 (株)アクト 代表取締役 組合理事長
副委員長 浅沼 丈二 (株)明響社 代表取締役 組合副理事長
委 員 細川 敦 (株)メディアクリエイト 代表取締役 組合常任理事
委 員 松村 由貴 CPO  
委 員 真崎 弘幸 (株)アクト 商品部部長  
委 員 森川 薫雄 (株)アクト 東京本部部長  
委 員 長谷川 剛 (株)アクト 販売促進部次長  
委 員 廣井 直樹 (株)上昇 商品部  
委 員 久保田 慎悟 (株)上昇 商品部  
委 員 笹本 孝治 (株)上昇 制作企画  
委 員 築山 陽一 (株)明響社 社長室室長  
委 員 小山 真人 (株)明響社 TVゲーム営業本部東日本営業マネージャー  
委 員 三輪 浩司   組合事務局

2.TVゲーム誕生20周年記念キャンペーン「ゲームの思い出大募集」

 TVゲーム誕生20周年を記念して、全国加盟店舗にてキャンペーン「ゲームの思い出大募集〜親子でゲームを楽しむ日〜」を展開した。


期間: 2003年7月26日(土)〜8月31日(日)
参加店舗: 757店舗
応募作品: 1075作品
応募は、北は北海道から南は鹿児島まで、年齢も8才から60才までと幅広く、作品形態も作文、絵、マンガ、写真、楽曲、彫刻など多岐にわたった。
協賛メーカー: 14社
(株)セガ、(株)フロム・ソフトウェア、河本産業(株)、エレクトロニック・アーツ(株)、(株)サイバーガジェット、アイドス(株)、(株)ハドソン、(株)タカラ、(株)タイトー、(株)ユークス、アスミック・エース エンタテインメント(株)、任天堂(株)、マイクロソフト(株)、NECインターチャネル(株)
審査員: 8名(外部審査員4名、組合審査員4名)
川越隆幸氏 (株)スマイルビットプロデューサー
高橋利幸氏 (株)ハドソン
浜村弘一氏 (株)エンターブレイン代表取締役社長
広井王子氏 (株)レッド・エンタテインメント代表
新谷雄二 日本テレビゲーム商業組合理事長
浅沼丈二 日本テレビゲーム商業組合副理事長
金岡勇均 日本テレビゲーム商業組合常任理事
細川 敦 日本テレビゲーム商業組合常任理事
審査結果: 各賞19作品(メモリアル冊子参照)
メモリアルブック: 今回のキャンペーンを記念して入賞作品を掲載した小冊子を作成し、各所に配布した。

3.中小企業組合等活路開拓事業

「TVゲームソフトの新たな流通を構築するための調査事業」
 本事業は、ゲーム専門店を中心としたネットワーク化を推進することで、製・配・販が一体となった新たな流通システム、プロモーションシステムを構築することを目的として実施。


(1) 調査委員会の開催
  ゲーム専門店のネットワークの強化をはかり、新たな流通システム(ゲームウインドウシステム、フルラインアップシステム、販促ネットワークシステム)構築についての検討を行った。

開催回数 日  程 検討事項
第1回 平成15年8月26日 調査の概要と現状認識の確認
第2回 平成15年9月30日 現状資料の検討、新スキーム案の提案
第3回 平成15年10月30日 新スキーム案の提案
第4回 平成16年1月9日 新スキームの方向性について
第5回 平成16年2月3日 報告書等の最終確認

(2) 調査報告書(報告書参照)
   調査委員会での検討結果を踏まえて、調査報告書を作成した。
 今回の事業の成果として、メーカー、小売店の双方によって、ゲーム業界の現状を冷静に分析しその課題について検討を重ねることにより専門店のネットワーク化による新流通スキームを構築するための基本的な仕様が提示できた。
 今後、この仕組みを構築することによって、販売全ソフトの店頭陳列や製・販が協力した販促ネットワークが実現していけば、新規ユーザー層開拓と第1次ファミコンユーザー(30歳〜50歳の中年層)の再呼び込みが可能となり、ゲーム業界にとって明るい光を見出せることになるに違いない。

(3) 調査会参加メンバー
  <専門・業界委員名簿>
氏名 勤務先 役職
【専門委員】(敬称略)
新宅 純二郎 東京大学大学院経済学研究科 助教授
水谷 直樹 水谷法律特許事務所 弁護士
笹尾 庸子 スカール・コンサルティング(有) 取締役
【業界委員】(敬称略)
工藤 浩 (株)ハドソン 代表取締役
伊藤 裕二 (株)ディースリーパプリッシャー 代表取締役社長
許田 周一 (株)カプコン 常務執行役員
細川 敦 (株)メディアクリエイト ※商業組合・常任理事 代表取締役
新谷 雄二 (株)アクト ※商業組合・理事長 代表取締役
浅沼 丈二 (株)明響社 ※商業組合・副理事長 代表取締役
佐藤 文弘 (株)コングシステムズ ※商業組合・専務理事 代表取締役

<オブザーバー、事務局名簿>
氏名 勤務先 役職
【オブザーバー】(敬称略)
金子 潔 (株)ハドソン 執行役員
原口 洋一 (株)ナムコ 常務執行役員
岡村 秀樹 セガ(株) 専務執行役員
本多 慧 アイドス(株) 代表取締役
原 文仁 経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課 ゲーム産業係長
和田 剛明 東京大学大学院  
大原 正也 (株)明響社 取締役/TVゲーム営業本部長
築山 陽一 (株)明響社 社長室長
石見 淳子 (株)コングシステムズ 取締役
小野寺 泰悦 (株)シーピーシー 代表取締役
坂下 泰子 (有)坂下事務所 代表取締役
若松 修 日本テレビゲーム商業組合 顧問
【事務局】
三輪 浩司 日本テレビゲーム商業組合 事務局長
井上 弘美 日本テレビゲーム商業組合  

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